建設業界に限定している、特化しているなんて少し偉そうに聞こえてしまうかもしれませんよね。でも本気で考えています。もしよければ少しだけ私の話にお付き合いいただけたらと思います。
私たちGoal LinkはITやデジタルの力でクライアントである建設会社様が、それぞれの目標を叶えるお手伝いをさせていただいております。
「会社でこんなことができるようになりたい」
「会社の体制をこんな風に改善したい」
「会社の売上をここまで伸ばすためにWebにもっと取り組みたい」
などそれぞれの会社様で現状・課題・目標などそれぞれお持ちだと思います。

私たちGoal Linkはそれぞれの会社様が抱える「現状・課題」を改善して、「目標」を達成できるようにその会社様の「環境整備をし」「知識・スキルを提供し」「人材育成に貢献し」、クライアント様自ら実力を付けながら成長し、自ら目標に到達できる伴走者として社内のIT化・デジタル化を推進するお手伝いをさせていただいております。
なんだか抽象的な話になってしまっていますね。
少し建設業界を取り巻く環境も紹介しながら、具体的にお話しをさせていただきますと、
建設業界を取り巻くITやデジタルの流れはどうなってるのか?

2022年の春くらいからでしょうか世の中で「リスキリング」という話題がよく取り上げられるようになってきました。
これは業務で役立つ知識やスキルを新たに学習するという取り組みですが、特にITやデジタル分野のリスキリングに世の中の注目が集まっています。
それは特にDX(デジタルトランスフォーメーション)やWeb3.0など私たちを取り巻くインターネット環境が次の時代に進もうとしているということが大きな要因でもあります。
つまりITやデジタルに関するスキルを身に付けて行かないと企業も人も生き残っていけなくなってしまう時代が数年で訪れようとしているということでもあります。
では建設業界はどうでしょうか?
建設業界では「2024年問題」という大きく話題になっていることがありますね。
これまで他業種では適用されていたけど、建設業界では適用されていなかった●●がいよいよ2024年4月から適用されるということで「働き方」「働かせ方」について大きな変革を求められています。
●●って何でしょうか?
改めて質問することでもありませんが、「時間外労働の上限規制」です。
働き方改革第一弾の有給休暇5日の取得義務化についても多くの建設会社の社長が「無理無理!」とおっしゃっていましたが、月100時間の残業も珍しくない建設業界においてさらに労働時間の規制について厳しい制限が設けられるわけですね。
もう否応なく、「ITやデジタル化による業務効率の改善」が求められているわけです。

特に建設業界は、ですね。
私たちもこれまで何百社という建設業、リフォーム業の社長様から様々なお悩みを伺ってまいりました。

「人が雇えない」
「募集をしても一向に人が集まらない」
「若い世代がいなくてこれからの建設業界はどうなるんだ」
どうでしょうか。
こんな不安やお悩みを皆様も持っていらっしゃいませんか?
でも傍から見ると、建設業界は多くの場合で、
「残業が多い」
「休みが少ない」
「週休二日なんてもってのほか」
こんな風に見られているわけです。
「ブラックな業界」と。
週一日の休日確保も困難。4週4休以下の企業が65%にも上るというデータもあるほどですから人が入ってこない、定着しない、若い世代から敬遠されるのは実は当然なのかもしれません。
建設会社・リフォーム会社はどうするべきなのか?
そんな建設業界にあって、もちろん人も、売上も安定している会社が存在します。
地元のお客様からもスタッフからも愛され、週休二日を確保できて、必ずボーナスを支給できて、毎年昇給もあって、残業もほぼなくて、という会社が。完全な「ホワイト企業」ですよね。
同じ事業を営んでいるのに片や、
「ブラックな建設会社」「ホワイトな建設会社」
「ブラックなリフォーム会社」「ホワイトなリフォーム会社」
こんなことは当たり前のように存在します。

当然原因は一つではなく、会社の社風や文化、経営者の考え方などにもよりますが「ホワイトな企業」を目指して頑張っているのに、そこにまったく辿り着かない、何年も会社の状況が変わらないという場合はほぼ間違いなく「●●」ができていないからです。
つまり「●●」ができている、もしくは取り組んでいる会社は努力次第で「ホワイト企業」に生まれ変わり、お客様からもスタッフからも愛される会社になり、人が定着する会社になり、若い世代がどんどん活躍する会社になり、有給も取れて、ワークライフバランスがきちんと整っていて、働くみんなが人生を本当に楽しんでいるそんな会社に間違いなく生まれ変わることができます。
逆に「●●」ができなければ、「ホワイト企業」を目指してどれだけ努力をしても、社員が毎日の仕事に追われ、受注が増えるほど社員の負担が増え、休みがなくなり、家族との時間を犠牲にして、健康も犠牲にして、という悪循環に嵌ってしまう・・・
極端ですがこれに近いことが起こっている会社さんが本当にたくさん存在します。
次の「●●」って何なのでしょうか?
もったいぶる必要もないので答えを言いますと、「業務がIT化・デジタル化」できているか?否か?です。
ここで、Goal Link代表の私のお話をちょっとさせてください
Goal Link代表である私の実家は小さな工務店を営んでいます。
今でも60歳を超えた父親が一人で現場監督をし、職人を使いながら年に数棟の新築工事をさせていただいています。
もう父親が独立して40年近くになるでしょうか、小さな頃から大工、棟梁、経営者としての父親の背中を見てきた私の将来に対する想いは、
「絶対に建設業界には入らない」
「父親の後は継がない」
というものでした。
全く正反対のIT業界に憧れ、大学からITを学び、Webに携わって20年以上になりますがここ10年はお付き合いさせていただく90%以上の経営者が建設業界の方、そしてGoal Linkでは建設業のお客様に限定してお付き合いさせていただいております。
あら・・・?
いつからか自分の仕事と父親が携わっている業界がリンクし始めました。
なんだか、本当に不思議な縁を感じます。
あれだけ敬遠していたはずの建設業界の力になりたいと思い、どんなサービスだったら企業の役に立てるだろうか、喜んでもらえるだろうか、常に頭を働かせている自分がいます。
時には父親にこんなことやってあげたいな、これだったら力になれるだろうかと考えている自分がいます。
IT化やデジタル化は大企業だから「必要」「効果がある」、社員数人の小さな企業には「不要」「効果はない」というものではありません。
父親が一人でやっている工務店ですら、
「オンライン打合せ」
「LINEを使ったお客様とのコミュニケーション」
「写真データの共有」
「書類のPDF化」
「メールのやり取り」
「ウェブサイトの運営」
「インターネットセキュリティ」
など世の中で当たり前だと思われているようなものについては当然のように学習し、時代の流れについて行かなければならない状況です。

少ない人数でやっているからこそできる限り効率良くしなければいけない、お客様・協力会社と関わり合いながら仕事を進めるからこそ周囲に合わせるために必要な部分をIT化する。
実は小規模な会社だからこそ効果を発揮するのがIT化だったりするのです。
先日実家に帰省した際は「ペーパーレス化」について学ぶということで、勉強会の案内が貼ってありました。
IT業界にいる私は「ペーパーレス化」についてはあまりに今さらだと感じつつも、改めて建設業界の実情や課題を垣間見ることができました。
改めてですが、Goal Linkが何故建設業のクライアント様に限定しているのか、建設業に特化したサービスを提供を始めたのか。
それは、自分勝手なことは百も承知なのですが、最もそれが自分のモチベーションを高め、感情的になれたからです。感じるのはそんな父親の背中を見てきた影響がきっとあるんだろうということです。
業務のIT化・デジタル化がもたらすもの
建設業界は圧倒的にIT化が遅れている業界だと言われています。
理由としては、
・現場仕事であること
・多くの業者が関わり合うため全体で足並みを揃えることが困難であること
・アナログでも通用してしまう
・高齢化が進み、若い世代が育っていない
など、もう本当にいろいろな理由があります。
さらに、例えば、
「出先で簡単に書類の確認ができれば・・・」
「お互いのスケジュールが共有できていれば・・・」
「紙での帳票管理が電子化できれば・・・」
「ITを少しでも知っている社員がいてくれたら・・・」
「いつまでも紙のチラシに頼った広告でコストばかりかかる・・・」
など、いろいろな不満を経営者の方からお聞きします。
ほんの些細なことでも改善できれば、移動時間の大幅削減、空き時間の有効活用、確認作業の手間の削減などが実現します。
これまで1時間かかっていたものが10分で終われば、業務効率は6倍アップ。
そんな作業が3つあれば2時間半の業務時間を削減できて、時間に余裕ができますよね。
これまでできなかった仕事に手を付けられたり、残業続きだったのが解消できたり、本当に少しのことで大きく「働き方」「働かせ方」を変革できるのがIT化・デジタル化なのです

わかりやすく「業務のIT化・デジタル化がもたらすもの」を二つ挙げるとしたら一つ目は、
コストを大幅に削減できる
ということです。これは会社経営においては大きいですね。一つ具体例を出して説明してみますね。
タイムカードを使って勤怠管理をしているとします。
月末に経理の方が全員のタイムカードを集計して、間違いがないか確認して、それぞれ残業を何時間しているか計算して、といったことが必要になりますね。
例えば従業員が10名いて、この作業に1時間かかったとします。
もしこのアナログ部分をデジタル化できれば、こうした集計や計算といった作業は一切不要です。勤怠管理は5分で完了します。
業務効率12倍アップですよね。業務効率がアップすれば経理の方には他の仕事をお願いできるかもしれません。当然これまで1時間で1の仕事しかできなかったのに、それが2できれば業務効率アップですし、コスト削減にもなりますね。
こんな仕事が4つ、5つあればどうでしょうか。
「パートを入れないといけない・・・」と考えている経営者の方であれば、そんなことは不要かもしれません。経営者の方が採用にかける時間的なコスト、求人広告にかかるコスト、そもそも不要な人材の人件費、人を育てるための時間的なコスト、全てを削減することができます。
IT化、デジタル化を進めれば進めるほど業務効率がアップして、コストがどんどん減っていくのです。
売上に大きく貢献できる
これが二つ目です。IT化、デジタル化の真髄は業務効率の大幅改善です。
例えば営業の方が、
・見積りの作成に時間がかかり過ぎている
・移動時間を効率よく使えていない
・情報共有ができていないために営業効率が悪い
どこの会社でもよく聞く話ではありませんか?
お客様対応では直接対面営業をするなどアナログ的な要素が必要となる建設業界ですが、その分IT化・デジタル化できる部分の改善をしていかなければ売上を上げるための時間がどんどん削られてしまいます。書類作成、運転、諸々確認作業に追われ一番大切な営業活動に専念できなくなってしまうわけですね。
つまりIT化・デジタル化を進めなければ売上を作ることも困難になるということなのです。
またこうした業務効率の改善のためのIT化だけではなく、Webの活用も建設業界の大きな課題でしょう。
Webサイトから集客できているという会社がどれだけいらっしゃるでしょうか?
一握りもいないというのが現状だと思います、残念ながら。
Webサイトは持っていても、実際月に一件のお問合せもない・・・そういった方が多いのではないでしょうか。このような実情を見ても、Webの知識や活用が遅れているということも建設会社の弱点だと言えます。
その結果、、、ご存知でしょうか?
ヤマダデンキやEDIONといった家電大手、ホームセンター、それらに加えて楽天、Yahoo!、amazonなどのIT大手までもがどんどん建設業界、リフォーム業界に入り込んできています。
地場の工務店、リフォーム会社が元請け比率をどんどん下げて、こうした建設にまったく関係ない異業種企業が元請け比率を高めていっています。5年後、10年後、どうなってしまうのでしょうか?

だいぶ話が長くなってしまいましたが私たちGoal Linkは建設業界のクライアント様の「業務のIT化・デジタル化」に貢献することで、それぞれの会社様が目標とするGoalに到達するお手伝いをさせていただきたいと考えております。
社名のGoal Linkには「私たちの努力がクライアントであるお客様・取引先・社員・家族といったステークホルダー皆様が求めるゴールに結びつく」という思いが込められています。

皆様からの期待、そして責任を感じて謙虚に、誠実に、そして感謝を忘れず建設業界の皆様に貢献していくことをここにお約束します。
セミナー・勉強会情報
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